京都市が老朽化の影響により管理する歩道橋の18基を原則解体する方針を決断

京都市は2015年5月18日までに、管理する歩道橋のうち、通学路になっている箇所などを除いて原則撤去する方針を決断・固めた》

京都市は、
「車の通行のために歩行者に苦労をかける歩道橋は、『歩くまち』を目指す京都とは方向性が違う(土木管理課)」
などとしており、
駅や商業施設に接続する7基と通学路となっている15基を除く18基を原則解体する方針を決断したという。

本年度は3基程度の解体・撤去を進めていく。

まずは、歩道橋撤去の手始めとして、
中京区堀川通蛸薬師交差点の歩道橋(長さ50.7メートル)の解体を決めたとのこと。
今秋をめどに工事に着手していく。

この中京区堀川通蛸薬師交差点の歩道橋撤去について、
歩道橋の北側約10メートルに横断歩道があり、
付近に位置している堀川高の谷内秀一副校長は、
「生徒の大半は横断歩道を使い、撤去されても大きな影響はない。信号の順守をさらに呼びかけたい」
などと話している。

また、付近の住人カーペット販売業の男性(66)からは、
「なぜ歩道橋があったのか不思議なくらい」
と理解を示しながらも、
「横断歩道は長く、撤去するなら、道路の中央部に退避場所を設けるなど高齢者への配慮も必要ではないか」
とコメント。

《歩道橋撤去・経緯など》

京都市建設局は、
「景観保全や歩行者優先のまちづくりを進めるため」
などと話しているが、住民からは横断歩道の安全対策を求める声が多数上がっているの現実。

京都市が管理する歩道橋は、国道、府道、市道に40基ある。
その歩道橋40基のじつに8割以上が1960年代~70年代に造られたものとなる。

2年前の京都市調査で数年以内に補修が必要な歩道橋が38基にのぼるなど老朽化も進行しており、
地元住民からは、
「街並みの景観を阻害している」
などの苦情も多数寄せられていた。

2002年以降に、
利用者の少ない歩道橋5基を撤去した。
その際には、住民からの特に目立った反発はなかったという。

今後、周辺住民の理解を得られた箇所から撤去に着工していく予定。

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