「佐川印刷」で財務や経理を担当の元男性役員が資金約80億円不正流用した疑い

2015年5月1日、総合印刷会社「佐川印刷」で財務や経理を担当していた元男性役員が、
グループ会社の資金約80億円を取締役会の決議を経ずに、不正流用した疑いが関係者らへの取材を行ったうえで明らかとなった。

佐川側は資金流用の関係先となった土地や建物等の資産の仮差し押さえを京都地裁に申請をしたとのこと。
4月までに相次いで認められることとなった。

元役員は疑惑発覚後の2015年の1月に辞任。
捜査当局も同様の疑惑を把握している。
この事件は、巨額資金流用事件に発展する可能性もあると考えられる。

佐川側の内部資料によると、
判明した流出先は、

●元役員の知人男性が主体的に実施したシンガポールのサーキット運営などの資金(約54億円)
●元役員が代表取締役だった別会社の資金(約15億5700万円)
●京都府南丹市のゴルフ場の買収資金(7億2千万円)
●モンゴルの金融機関の増資に関する資金(4億円)

この元役員は1月に佐川印刷の取締役を辞任する直前に、
自身の独断によりグループ会社の資金を不正流用した概要を記した報告書を佐川側に提出していたようだ。

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佐川印刷元役員、80億円流用か 「銀行印ひそかに押印…」グループ会社資金、決議経ず

佐川印刷のグループ会社「エスピータック」(京都府亀岡市)の口座から第三者に対し、不透明な形で多額の資金が移されていることが昨年秋、外部の指摘で発覚。佐川側が調査を進めたところ、元役員による不正流用の疑いが浮上。

 佐川側は今年に入り資金回収を本格化。元役員の知人の経営コンサルタント会社が十数億円で買収した南丹市のゴルフ場運営会社の株式や、知人男性側が京都市内で所有する複数の事務所やマンションについて、仮差し押さえを京都地裁に申し立て、4月までに順次認められた。

 元役員は報告書で「銀行印をひそかに押印することができたので、他の役員らに発覚することなく出金した」と手口を説明。「多大なる迷惑をかけた」と謝罪している。

引用:ヤフーニュース(産経新聞)

佐川印刷資金流用疑惑 自動車レースに充当か 元役員、運営などに54億円

 佐川側が仮差し押さえに乗り出した資産には、国内最高峰の自動車レース、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(FN)のシンガポール大会の主催者に名乗りを上げた知人男性(55)側の不動産も含まれている。元役員は内部調査で、大会の舞台となるサーキットの運営など男性側の事業に約54億円を不正流用したことを認めたが、レース自体はサーキットの未完成などを理由に中止された。

 FNの運営主体の日本レースプロモーション(JRP)は平成23年3月、翌24年にシンガポールでレースを開催すると発表。記者会見では大会の主催者としてこの男性が出席し「日本の素晴らしいレースを海外にも見てもらいたい」と開催への意気込みを語っていた。

 JRP関係者によると、男性側の会社が期間内にサーキット場を完成させることができないなど支障が生じたため、開催は中止になったという。FNは25年からスーパーフォーミュラに名称変更されている。

 佐川印刷の元関係者の話や登記簿によると、元役員は十数年前、男性が経営に関与した京都市内の建設会社が佐川関連の工事を請け負ったことなどで男性と知り合い、同市内で不動産関連会社を共同経営するなどして親密な関係を築いた。

 約10年前には男性の関係者が自動車レースに関わり、男性自身もレースへの興味を深めたという。

 元役員は流用疑惑発覚直後の今年1月、佐川側に提出した報告書で「男性が主体となって実施した寺の建築・墓地建築資金、シンガポールのサーキットの運営資金で約54億円を佐川印刷グループから流出させた」と説明。佐川側は男性側の経営会社が所有していたマンションや事務所の仮差し押さえを京都地裁に申請し、4月までに認められている。

引用:ヤフーニュース(産経新聞)

◆ツイッターによる世間の反応

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